川越市に住んでみた

マイホーム建設を夢見る2児の母が川越の住みやすさを実地調査。我が家を建てる場所としてどうかを考えます。

川越市ってどんなとこ?(保健・福祉編)

現地調査の前に調べられる情報を集めてみました。今回は保健・福祉編です。

川越市の保健・福祉

ゴミの分別と収集

地域によって大きく違うゴミ処理の方法。川越市の現時点でのルールは以下のとおりです。*1

ゴミ収集費用

粗大ごみ以外は基本的にかかりません。有料のゴミ袋を義務化する地域も多いなか、基本料金が無料なのはありがたいですね。

ただ、川越市でも2012年頃からゴミ収集を有料化するという話は出ているようです。*2ホームページの情報からは「何のために有料化するのか」は読み取れませんでしたが、今のところは市民の反対意見を尊重しているようです。

紙類や布類以外は、無色透明または白色半透明の袋で出せばOKだそう。スーパーのレジ袋を再利用できます。

分別項目と収集頻度
  • 可燃ごみ:週2回
  • プラスチック製容器包装:週1回
    リサイクル「プラ」マークが書かれている、商品そのものではないプラスチック部材が対象。フタを外して中身を捨て、軽くゆすいで出します。
  • 紙類:月1回
    雨の日も回収実行。
  • 不燃ごみ:4週に1回
    小型家電、金属類、割れ物など。自転車、ベビーカー、1段までの衣装ケースも出せます。
  • 有害ごみ:4週に1回
    蛍光管(購入時のケースに入れて出す)、乾電池・水銀体温計(市指定の保管袋に入れて出す)など。
  • ビン・缶:2週に1回
    化粧品や油のビンも回収OK。ビンと缶は同じ袋に入れて出せます。
    農薬や梅酒のビン、菓子缶や粉ミルク缶、塗料缶や一斗缶は不燃ゴミの扱いだそうです。
  • ペットボトル:2週に1回
  • 布類:年2回

ゴミの出る頻度に対して、紙類と布類の収集頻度が低い印象です。

特に紙ゴミは、ポストに入れられるチラシや通販の段ボール、郵便物などがどんどんたまるので、2週に1回くらいの頻度で回収されないのであれば、家に「紙ゴミ置き場」を設置する必要がありそうです。(今後子どもが学校に行くようになればプリント類も大幅に増えるでしょうし……)

家に滞留するモノはできるだけ増やしたくないので、この点は少し引っかかりますね。お酒を飲む習慣があるご家庭だと、缶の収集頻度がやや低いのも気になるのではないでしょうか。

反面、生ゴミが無料で週に2回捨てられるのはとても助かります。過去に経験があるのですが、夏場に例の黒い虫が出て退治したときなど、その死骸を有料ゴミや収集頻度の関係ですぐに処理できないのは、精神的に非常によろしくないものです。

市内の病院*3

  • 市内にある病院の数:213院
  • 住人1000人当たりの医師数:2.46人
  • 市内にある薬局の数:144軒

1000人当たり医師数2.46人というのは埼玉平均の1.38人や全国平均の1.54人と比べて高い数字で、医療施設は充実しているといえるでしょう。マイナーな科も含めて大抵の診療科はそろっています。

病院数が多いのは内科(119院)と歯科(172院)で、*4もはや石を投げれば当たるレベルです。

出産のできる病院は3院あります*5が、そのうちの2院は総合病院なので、希望してすんなり分娩予約が取れるかはわかりません。

内科、心療内科、小児科、外科、泌尿器科は、曜日によりますが20~22時まで診療を実施している病院があります。中でも市役所ちかくにある川越市医師会夜間休日診療所は、平日・土曜は20~22時、日曜・祝日は9~22時まで診療を実施しています。内科と小児科があるので大変助かる施設だと思うのですが、Googleの口コミを読むかぎりだと評判はかなり悪いです^^; Calooには良い口コミもあるので、ケースバイケースなのかな……。

公営ジム施設

健康維持が気になるお年頃になり、引越し前にチェックするようになったポイントです。できれば定期的に器具を使った運動やプールでの運動をやりたいけど、民間のスポーツジム利用料は高い! 安価に利用できる公営のジムがあると、筋トレもはかどる……かもしれません。
※調査の動機が↑のとおりなので、主にレクリエーションに役立つ貸し体育館やグラウンドの情報は省いています。

川越市にある市民スポーツ施設は以下のとおりです。

川越市中高年齢労働者福祉センター「サンライフ川越

トレーニング室があります。

広さ138㎡ コードレスバイクやランニングマシンから本格的なバーベルやチェストプレスなどのトレーニング機器をそろえております。

・・・とのこと。

基本的な器具はそろっているようなのですが、問題は立地。こちらの施設は川越市北東の外れも外れ、川島町との境界近くに位置しています。先日の地理編で見たとおり、ほとんど民家のないエリアです。バスで行くにしても、最寄りのバス停からも徒歩15分の距離。定期的な運動のためにアクセスするなら自家用車が必須になるでしょう。

  • 利用料:1人1回300円、45歳以上だと250円
    「中高年齢」向けの施設とあって、45歳以上の人を主な対象としているようです。なお、川越市坂戸市鶴ヶ島市日高市、川島町、毛呂山町越生町に在住していない場合は、料金が倍額になります。
  • 利用可能な時間:火曜~土曜の9~21時、日曜祝日の9~17時
    平日は結構遅くまで開いています。自宅が近ければ会社帰りによることも可能な時間ですね。家庭のある中高年だと難しい気がしますが。

トレーニング室利用の他にも、会議室やカラオケ装置、将棋盤や麻雀セットが借りられたりするようです。保養所的な雰囲気を感じます。

最初にも書きましたが、定期的に利用するには致命的にアクセスがしづらいです。どうやらこの施設があるあたりは工業団地らしいので、そこで働いている人なら便利に使いこなせるのかもしれません。

そうでない人は、中年ならば会社帰りに寄れる立地ではなく、高年ならば公共交通機関ではアクセスしづらく、どちらも利用が難しいのではないでしょうか。

実際はどんな人にどのくらい利用されているのか気になるところです。

川越市総合福祉センター「オアシス

室内温水プールがあります。 障害者、高齢者に向けた福祉施設ですが、一般人も利用できます。

こちらの施設はぎりぎり市の中心部といえる場所(東端)にあり、サンライフ川越と比べるとだいぶアクセスしやすそうです。本川越駅から1.7kmなので歩けないこともない距離ですし、バスに乗れば施設の目の前のバス停で降りられます。駐車場もかなり広めにとられているので、自家用車を利用しても行けそうです。

  • 利用料:
    川越市在住なら大人300円、小中学生150円
    (未就学児は無料)
    (市内在住・在勤・在学の障害者・高齢者およびその介添人1名は無料)
    (市外在住者は通常料金の1.5倍)
  • 利用可能な時間:
    火曜~日曜の15時半~20時半(障害者、高齢者は左記に加えて10~15時)

当プールは主に高齢者と障害者の自立の促進及び、健康の増進を図ることを目的としています。そして、一部の時間帯は一般の方(健常者)も一緒に利用いただく仕組みになっています。
従いまして、プールの利用時間、コースレイアウトなどは高齢者と障害者が利用されることを前提に設けてあります。
一般の方(健常者)におかれましては、温水プールの趣旨をご理解の上、ご利用くださいますようお願い致します。

・・・とのことで、一般的な市民プールとは少し毛色が違いますが、節度を守って利用する分には支障なく使えそうです。

 

市営でマシントレーニングや水泳ができそうな施設はこの2つだけでした。

市の中心部や東上線の西側には民間のスポーツクラブがそれなりの数あるようなので*6、住む場所によってはこれらを利用したほうが便利かもしれません。

 

 

以上、川越市の保健・福祉についての予習でした。

次回は川越市の口コミを集めてみます。

 

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