川越市ってどんなとこ?(口コミ編)
現地調査の前に調べられる情報を集めてみました。今回は口コミ編です。
川越市についての口コミ
ここまでの記事でもお世話になった以下のサイトから、気になった川越市の口コミを集めてみました。
※ただし、太字部分は現地で確かめられそうな点をこびとが加工したものです。
交通について
美点
・東武東上線、JR線、西武池袋線が通っているので、都内に通勤、通学し易い。
・羽田空港やディズニーリゾート直結のバスが出ている。
・都内からの終電が23時以降までありとても利用しやすいです。
遠距離バスの起点があるのは、旅行好きならポイントが高いですね。上記の他に、成田空港行きのバスも出ています。
川越シリーズ3駅はこのあたりのハブステーション(拠点駅)なので、電車の利便性も高いです。ちなみに、近隣の他のハブステーションとしては、南に所沢駅、東に大宮駅があります。
川越市駅から副都心線直通。さらに始発。
・本川越から西部新宿線使って確実に座ったまま新宿まで行けるのは結構良さそう。
終電については、調べたところ以下のとおりでした。(2018年4月現在)
<平日>
池袋 0:44発、川越 1:21着
新宿 0:24発、川越 1:21着
<土日祝>
池袋 0:15発、川越 0:52着
新宿 23:57発、川越 0:52着
池袋からでも新宿からでも川越駅に着く時間が同じなのは、新宿からの終電は山手線などで一度池袋に出るルートになるためです。
口コミどおり遅くまで終電がありますし、終電の割に移動時間が短い(池袋からだと37分)のも嬉しいですね。
欠点
・八高線直通の川越線は少ないと1時間に2本しか走らず、近くを走る東上線と比べると、とても不便。
・東上線の遅延率が高い為、電車利用時は注意が必要。車はあった方が便利。
・駅からのシャトルバスの本数が少ないこと(1時間に一本程度)
・市内から少し離れるとコンビニや薬局、飲食店などが近くに無いため車が必須になる。
・坂が多い。
・メインの道を外れると歩道がなく車の交通量が多いので案全面で子供がしんぱいです。
・道が狭くて交通量が多いため、徒歩で散歩をイメージしてこちらに住みましたが、 散歩にそれほど向かないですね。
・車の方が多いからなのか、街灯が非常に少ないので、夜道を自転車で帰る時さえも怖く感じることがある。
もともと城下町だったこともあってか、道路の整備がいまひとつ、という意見が目立ちました。東京の都心部と比べて車移動が欠かせない地域であるため、なおさら問題になっているようですね。
中心部から離れると徒歩圏内に買い物できる場所がないというのも、車社会ではありがちなことです。
私は車の運転に自信がないので、できれば車なしで生活したいと思っています。川越でそれが実現できるかどうか、現地調査で確かめたいところです。
気候について
・典型的な関東内陸型の気候で、夏場は38℃まで気温が上がる事もあり過ごしづらい。
・雨が降ると洪水して大変です。
・新河岸(旧道の不老川近辺)は避けた方が無難ですよ。水害で有名で最近は入る人より出る人の方が多いそうです→新河岸川沿いだけど、水害対策されてもう6年(2001-2007)くらいは水害こなくなりましたよ。
川越市は、夏に最高気温をたたき出す地域としてよく話題になる熊谷市からわずか20kmの距離にあります(県境から県境までの距離)。したがって気候も熊谷市に似ているはずで、夏の気温が高いのも道理でしょう。ただ、気温が高いから過ごしづらいとは限りません。湿度が低ければ、直射日光を避けるだけでもだいぶ過ごしやすいはずです。
今回の実地調査は春に行うので暑さの検証はできませんが、機会があれば実際に夏を過ごしてみるのが一番でしょうね。水辺とそうでないところとでは過ごしやすさも違うかもしれません。
市の中心部を東西に挟むかたちで流れている川と南部の川、大きく3本の川があるのも川越市の特徴です。現状がどうかはともかく、昔は確かに水害などあったでしょう。災害回りの事実は、少し調べれば情報が出てきそうです。(調査はまた後日)
市政について
・駅前の自転車駐輪場がいつもいっぱいで、定期券がなかなか当たらないこと
・待機児童が多い。
・自治会やPTAなど地域の活動が多すぎる。
・郊外のため専業主婦率が高いイメージ。保育園や学校の行事の参加率は100%に近い。PTA活動が盛ん。少子化に加え行事の多さと昔の慣習がそのまま引き継がれている。共働きには負担が大きい。学童の役員もあるので、一度住む前に調べておいた方がいいかも。
川越市の口コミは他の市町村と比べて多く、単純に人口が多いという以上に「地域に思い入れのある人が多い」という印象を受けました。お祭りなどの行事が盛んなのも、地元を強く思う気持ちの表れなのかなと思います。
それをよしとするかどうかは人によるところなので、事実だとすれば、川越に移るときには近所づきあいや地域の活動をしっかりしていく覚悟を持って移住したほうがよさそうですね。
専業主婦率については、以前 川越市ってどんなとこ?(子育て環境編)で書いたとおり、川越市の政策として共働きがしづらい→専業主婦に転向する人が多い、ということなのかもしれません。
待機児童が多いのは確かなので( 川越市ってどんなとこ?(子育て環境編)より)、専業主婦が多くてその状態だとするとパンク状態、早急に手を打つ必要がある状況だと考えられます。市のHPを見ても、そこまでの切迫感は感じられなかったのですが……。
観光地であることについて
美点
・観光地なので、それを日常的に眺める事が出来る環境は得した気分になれます。
・チェーン店も多いのですが、駅から少し外れたところに個人でやっているおしゃれなカフェが迷うくらいあります。
・いつもなにかとイベントや祭りが行われており、街全体がすごく明るい印象をうける。 川越まで歩いてすぐなので、祭りの際などは川越市の方まで屋台が出ていたり、マラソン大会などで川越市の駅前道路をつかったり、参加する人も見る人も楽しめるようになっている。
・夏の百万灯祭り、秋の川越まつりはあまりにも有名。また、お盆前には大掛かりな花火大会もあり、イベントには事欠かない。
いつも何かが起きている場所というのは飽きないものです。東京に人口が集中する理由の一つがそれでしょう。
川越市では、お祭りを含む毎月複数のイベントが実施されており*1、退屈することはなさそうです。また、都心部からはやや離れた立地ですが、それらのイベントや「小江戸」のネームバリューがあるため、自宅に人を呼びやすいのではと思います。
個人的には飲食店の充実具合もポイントです。ちょっといいことがあった日に、電車移動なしでおいしいご飯を食べに行ける環境だと、暮らしが豊かになる気がしますからね。
欠点
・観光地なので仕方ないが、川越祭りの後に街がゴミがすごい
・シーズン以外でも休日はそれなりに混むので買い物や食事に時間がかかる。
美点と欠点は表裏一体。人が集まれば街は汚れます。住人以外の人間が多く出入りするということで、治安も気になるところです。
休日にお店が混むのは、川越に商業施設が集まっているため、周辺の地域からも人が来るからでしょうか。逆に言うと、周辺の地域に住んだ場合、買い物をするのに川越まで出てこないといけないということかもしれませんね。
その他
・主観的な評価だが、地震の際は周囲より低い震度となることが多い。 降雪、台風による水害も少なく、災害発生の可能性は低いと思われる。
・スーパーや家電量販店もあり、買い物には困らない。
・街が広すぎないのでどこにどういう店があるのか把握しやすく自分の好きな店を見つけやすい
この辺りはかなり主観的な話になるので検証が難しそうです。
最後の「街が広すぎない」というのは分かる気がします。私が以前住んでいた長野県の松本市がそんな感じでした。街の中心部に主要な機能がぎゅっと詰まっているので、そこに行けばすべてが事足りる安心感があるのです。
新宿のような大都会に買い物に行くと選択肢がありすぎて結局決められないことがありませんか? ほどよいサイズ感の街では逆に、そこで事足りなければどうしようもないので諦めがつくという利点もあります。やたらと歩き回る必要もないし^^;
というわけで、川越市が松本市と同じような特徴を持っているなら、個人的には気に入りそうな気がします。これは期待値が上がってきましたよ!
以上、川越市の口コミを項目ごとに見てみました。
次回は現地で調査したいことをまとめる予定です。
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