川越市ってどんなとこ?(地理編)
現地調査の前に調べられる情報を集めてみました。まずは地理編です。
川越市の地理
川越市は埼玉県の中央よりやや南に位置しています。中央線でいうと、国分寺駅からずっと北に行った位置です。
周りの市区町村に比べると大きめですね。実際、埼玉県の市町村としては秩父市、さいたま市、飯能市、小鹿野町、熊谷市、深谷市、加須市に次いで8番目に大きいようです。
(参考サイト https://sumaity.com/town/ranking/saitama/area/)
総務省統計局の人口集中地区(平成27年)データを地理院地図で見ると、人口が集中しているのは、川越駅から北に延びるいわゆる「小江戸」と呼ばれる観光エリアと鉄道の各駅の周辺。
それ以外の場所、特に市の北~西エリアにはあまり人が住んでいないようです。航空地図で見た感じだと畑が多いのでしょうか。川越はサツマイモの名産地だそうですし。
行政区域を見てみても、細かく分かれているのは東上線と新宿線の駅周りのようです。このエリア内に住むかどうかで、生活の利便性が変わってきそうです。
鉄道
東武東上線(正式名称は東部東上本線)
JR川越線
- 市を東西に貫く
- 5駅:南古谷(みなみふるや)、川越、西川越、的場(まとば)、笠幡(かさはた)
- 上り方面はさいたまスーパーアリーナのある大宮駅に続いている。下り方面は笠幡駅から2駅で終点。
西武新宿線
3つの路線は市の中心部で交わっており、川越市駅、川越駅、本川越駅はそれぞれ徒歩圏内です。この中心部の路線関係と駅名のまぎらわしさ、「新宿」に近いものを感じます。
乗り換えなしで新宿や池袋に行けるのは便利ですね。東上線と新宿線の駅周りに人口が集中するのも分かります。特に新宿線は、経路がやや大回りなぶん時間はかかりますが、始発駅なので確実に座って通勤できるところが人気のようです。
バス
鉄道でカバーできていないエリアの交通はバスで補われている……と思いきや、そうでもないようです。
鉄道路線の経路から外れている主な路線は以下のとおりです。
- 川越駅から北に、観光エリアを縦断する路線
- 観光エリアの北端(氷川神社)から東に延びる路線
- 観光エリアの北端(氷川神社)から北に延びる路線
- 川越駅から南に、東上線と新宿線の間を縦断する路線
- 東上線鶴ヶ島駅と川越線笠幡駅を結ぶ路線
運航数は、路線にもよりますが概ね平日で10便、土日祝で7便程度のようです。朝晩は60分間隔、日中は90~120分間隔くらい。日常の足として使うにはちょっと心許ない数字です。駅周り・中心部以外に住む場合は自家用車を用意する必要がありそうですね。
(参考サイト 川越市バスマップ(第2版)を作成しました。/川越市)
次回は川越市の行政について調べる予定です。
ブログランキングに参加しています。
※他の川越ブログのリストが新しいウィンドウで開きます。